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自然資本について
自然資本とは、森・水・土・海といった自然環境と、そこに宿る生物多様性が、人間の生活や経済に価値を生み出し続ける基盤のことです。
自然は「あるのが当たり前の背景」ではなく、食料や水、安全、安定した経済活動を支える重要な資本です。
工場や道路、データセンターと同じように、自然もまた、使えば劣化し、手入れしなければ価値を失う資本です。
しかし多くの場合、その価値は意識されません。車で走れば森があり、蛇口をひねれば水が出る。そのため、森が減り、水が汚れ、土が痩せていることが、自分の生活や仕事とどう結びついているのかを実感しにくいのが現実です。
自然の劣化は、災害リスクの増大、保険料やインフラコストの上昇、供給の不安定化といった形で、すでに社会と事業に影響を与えているのです。
100年後の地球を考えるとき、気候変動対策と自然資本の保全は切り離せません。排出を減らすことと、吸収し回復する自然を守ること。この両輪がそろって初めて、持続可能な社会は成り立ちます。
一人ひとりの選択が、未来の風景を形づくります。
100年ファンドは、専門家や起業家とともに、自然資本の保全を「コスト」ではなく未来への投資として扱う仕組みを実装する社会を目指しています。
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